結婚相談所開業して失敗するケースを調べてみた – まりおねっと

出会い系での会話

資格も実績も年齢も関係ない!気軽に開業できる結婚相談所

副業で開業する人も増えて加盟店5年で倍の連盟も!

結婚相談所

結婚相談所を利用する方が増えています。マッチングアプリでは結婚に至らないのでより本格的な婚活を求めて結婚相談所を利用されるというパターンが多いようです。

さらに結婚相談所の数も増えています。日本結婚相談所連盟(IBJ)は2015年の加盟店数は1031店舗でした。2021年8月時点の加盟店が2,836社で倍以上に増えました。

新たに結婚相談所を開業する会社や個人が増えているのです。

結婚相談所は資格が必要な訳でもなく、未経験でも中高年からでも始めることができます。連盟に加盟してしまえば同じ連盟に加盟している他の相談所の会員ともお見合いを組むことができるのです。

でも結婚相談所を開業しても失敗することもあります。まりおねっとではよくある失敗7つのケースを調べてみました。

結婚相談所開業失敗のよくある7つのケース

1.未婚率が上がっているから結婚相談所は儲かるという思い込み

結婚相談所を開業した方に聞くと

  • 未婚率が上昇しているので将来性があると思った
  • 結婚したいのに出会いがない人が増えていると聞くので結婚相談所は儲かると思った
  • 婚活する人が増えているからこれから結婚相談所は流行ると思った

こんな風に将来性がある事業と期待して開業してしまう方が多いです。

婚活実態調査2020(リクルートブライダル総研調べ)」によると婚活する人は増えているとはいえ、婚活サービス利用経験者は「結婚したい」と考えている方の25%しかいません。

まりおねっとでも婚活中の人にインタビューしたりしていますが多くの方が婚活しても疲弊して、疲れてしまうのです。結婚したいという気持ちは合ってもそれ以上に婚活に疲れてしまえば行動しなくなるでしょう。

実際の独身者の声も聞かず調査不足で甘く考え開業してしまったために失敗してしまうのです。

2.ライバルや競合結婚相談所が多いことを見落としていた

スマホを見る女性

初めにもお伝えしたのですが結婚相談所は増えています。日本結婚相談所連盟だけでも5年前と比較して倍以上に加盟店が増えています。婚活サービス利用経験者も増えていますが2016年は17.5%で2020年は25.5%で、倍までは増えていません。

さらにマッチングアプリも増えました。マッチングアプリは「出会い系」と呼ばれた時代から大きく進化し、今や一番成婚者も出している婚活サービスです。

結婚相談所とマッチングアプリの中間のような独身証明書必須のオンライン結婚相談所も登場しました。仲人型結婚相談所と異なり、成婚料もお見合料もなく初期費用も0~1万円程度です。

比較検討するサービスが多い中で、自分の結婚相談所を選ぶメリットや特徴を打ち出せず結婚相談所を開業したのに差別化できず失敗する方もいます。

3.結婚したい友達が多いから入会してくれると期待していた

相席、合コン

結婚相談所を開業した方の中には、それまで趣味で合コンをたくさん開いていたとか、周りに「結婚したい」と言っている独身の人がたくさんいたという方もいます。

だから自分が結婚相談所を開業すれば入会してくれるだろうと考えていらっしゃるのです。

ところがいざ開業してみると友達付き合いの延長の恋愛相談と仕事で婚活事業をすることの差にぶち当たる方がいます。

  • 友達だからお金を請求しにくい。
  • 友達側にしても「友達の紹介」のご縁は欲しくても業者を利用してまで婚活する気はない。
  • 食い物にされていると思って友達が離れていく

友達に安く入会してもらっても利益はあまり出ません。それ以降に会員を集められず廃業する方もいます。周りに結婚したい人が多いから入会してくれるだろうと見通しが甘すぎて結婚相談所失敗する方はいます。

4.設備投資・広告を出ししすぎて回収できなくなった

ゼクシィ縁結びカウンター

結婚相談所の方から聞いた話ですが成功するポイントは

「とにかくお金をかけすぎないこと。オフィスは借りず自宅で開業してもそれを逆手に『出張相談できます』と言ってしまえばいい。立派なホームページを作ろうとしないで、ブログとTwitterで初めは十分

とおっしゃっておりました。

大手企業(株)リクルートが運営している結婚相談所ゼクシィ縁結びエージェントを取材した際も「コストを抑えてゼクシィの店舗に併設して結婚相談所を作った」とおっしゃっておりました。今は人気でゼクシィ縁結びエージェントだけの店舗もあるようですが、1つの店舗でゼクシィとゼクシィ縁結びの二毛作をやっていたのです。

初めから気合を入れて加盟金が高額な大手連盟に加盟し、店舗を借りて、パンフレットやホームページも気合を入れて作ってしまう方もいるそうです。その初期投資を回収できず廃業してしまうのだとか。

凝った素敵なお店に行けば、写真を撮ってインスタに上げたりすることはありますが、どんなに素敵な店舗にしても結婚相談所に入っていることを堂々と言う方はあまりいません。会員様の満足度につながらないところに投資した結婚相談所は失敗するのです。

5.WEB集客やSNS運用ができない

スマホを使う男性

ある結婚相談所の方が会員が欲しくて10万円ほどの予算でチラシを配布したそうです。結果的に申込は0人だったそうです。この話を聞いたとき「イマドキ、チラシ!」と思いましたが、いまだにテレアポで集客している結婚相談所もあります。

50代以上の仲人が運営する結婚相談所がこういう失敗をおかしやすいです。

人生経験が婚活アドバイスに役立つと思って開業する方もいるようですが、この時代にきちんと事業として結婚相談所をやる覚悟が足りなすぎるのでしょう。

前のお話と重複するのですが、こういう方の中には高額な「WEB集客セミナー」にお金を使っている方もいます。それで集客できるようになる方もいるようですが、学びを実践に活かせないまま廃業する方もいるそうです。

6.人生のターニングポイントのお手伝いをする責任感が不足している

バツ、ありえない、イライラ

結婚相談所の取材をしていて、事業者の方にも結婚相談所の選び方をお聞きするとこんな話を聞くのです。

  • 「メールの返信が遅い結婚相談所は止めた方がいい。お見合い日程調整をしたいのにもいつまでも返信が来ないところがある」
  • 「メールが使えずファックスでやり取りを要求する仲人がいて、そういう結婚相談所は止めた方がいいです」
  • 「会員が卒業すると寂しいからいつまでも万年婚活中の会員を放置している結婚相談所がある」

みなさんは聞いたら「え?そのレベル?仕事なんだから当り前じゃないの?」と思いませんか。こういう社会人常識のない方も開業できてしまうのが結婚相談所です。当たり前ですが、だらしなさすぎてほとんど廃業に至るようです。

実際にまりおねっとでも取材依頼をいただいたのに日程調整のやり取りをしていて「メールは見ないから電話ください」と言われた結婚相談所もありました。あまりにおすすめしにくく取材記事掲載はお断りしたのです。

7.集客ができずに廃業する

金遣いが荒い、お金

結婚相談所開業の失敗理由1位がこちらです。

これまで取材させていただいた開業3年ぐらいの結婚相談所の方から

「私と一緒に結婚相談所を開業した方で今も結婚相談所を続けている方は半分以下。でもそのうち会員が1~2人っていう結婚相談所も多くて、自分が会員で婚活しているって人もいました。会員を増やして続けているのは2割いるかいないかぐらいじゃないでしょうか」

と内情を教えてくれました。

そのぐらい生き残るのが厳しいようです。開業すればお客さんが来るだろう、結婚したい人が増えているから利用者が増えるだろうという甘く考えて開業して、集客の努力をしない場合はほぼ失敗するそうです。または残っていたとしても、副業として片手間で営業している結婚相談所も多いそうです。

まとめ

気軽に結婚相談所を開業すると失敗しやすい

開業前は甘い話ばかり注目してしまいがちですが、甘く考えすぎて気軽に開業しないほうがよいでしょう。結婚相談所は開業しやすく、続けていきにくい業種のようです。

Source

タイトルとURLをコピーしました